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Webデザイン

【HTML】ブロック要素とインライン要素の違いをわかりやすく解説

2021年3月21日

Webサイトを作るために必ず理解しないといけないブロック要素、インライン要素。その違いを正しく理解していないと、Webサイト作成時に幅や高さ、余白指定がうまくいかないときがあります。
今回は、その2つの違いなどを見比べながら、わかりやすく解説していきます。

今回の記事でわかることは以下です。

  • ブロック要素の特徴
  • インライン要素の特徴
  • ブロック要素、インライン要素の違い

ブロック要素の特徴

ブロック要素は、名前の通りかたまりのイメージで、箱のような使い方をします。
見出し、段落、表など、文書を構成する基本となる物がブロック要素となり、代表的なブロック要素と特徴は以下になります。

代表的なブロック要素

  • div
  • h1 ~ h6
  • p
  • ul、ol、li
  • dl、dt、dd
  • table

ブロック要素の特徴

  • 縦並び
  • 幅、高さが指定できる
  • 余白(padding、margin)が指定できる

これから、ブロック要素の特徴をより詳しく説明していきます。

縦並び

ブロック要素の1番の特徴は、要素が横までいっぱいに広がり、縦にならんでいきます。
理由としては、タグのあとに改行が入るからです。

では、実際にコードを見ていきます。

<!DOCTYPE html>
<html>

<head>
  <link rel="stylesheet" href="styles.css">
</head>

<body>
  <p class="block1">ブロック要素1</p>
  <p class="block2">ブロック要素2</p>
  <p class="block3">ブロック要素3</p>
</body></html>
* {
  padding: 0;
  margin: 0;
}

.block1 {
  background-color: red;
}

.block2 {
  background-color: yellow;
}

.block3 {
  background-color: blue;
}

上記コードでは以下のような表示になります。

block element

このように、要素が横いっぱいに広がり、そして、要素の前後に改行が入るため、縦に並んでいきます。

幅、高さが指定できる

ブロック要素には、幅(width)と高さ(height)が指定できます。

.block1 {
  background-color: red;
  width: 100px;
  height: 100px;
}

1つ目の p タグに幅と高さをそれぞれ 100px を指定すると、以下のようにまります。

block element

1つ目の p タグだけが幅と高さが 100px になり、正方形になりました。
このように、幅と高さが指定できていることがわかると思います。

余白(padding、margin)が指定できる

ブロック要素には、余白(padding、margin)が指定できます。

.block1 {
  background-color: red;
  padding: 10px;
  margin: 10px;
}

1つ目の p タグに、padding、margin をそれぞれ 10px 指定すると、以下のようになります。

block element

1つ目の p タグだけが内側余白(padding)と外側余白(maring)ができたのがわかります。

インライン要素の特徴

ブロック要素はかたまりのイメージでしたが、インライン要素は名前にラインが入っているように線のイメージです。
そして、インライン(ラインの中)なので、行の中の一部ということになり、文章の一部として扱われます。

代表的なインライン要素と特徴は以下になります。

代表的なインライン要素

  • a
  • span
  • b
  • img
  • label
  • input
  • select
  • textarea

インライン要素の特徴

  • 横並び
  • 幅、高さが指定できない
  • margin を使用した上下の余白指定ができない
  • padding を使用した上下の余白指定ができるが、前後の要素と重なってしまう

これから、インライン要素の特徴をより詳しく説明していきます。

横並び

インライン要素の1番の特徴は、要素が横に並んでいきます。ブロック要素とは違って改行が入りません。

では、実際にコードを見ていきます。

<!DOCTYPE html>
<html>

<head>
  <link rel="stylesheet" href="styles.css">
</head>

<body>
  <span id="text1">spanタグ</span>
  <a href="">aタグ</a>
  <b>bタグ</b>
  <p class="block1">ブロック要素1</p>
  <p class="block2">ブロック要素2</p>
  <p class="block3">ブロック要素3</p>
</body>

</html>
* {
  padding: 0;
  margin: 0;
}

span {
  background-color: orange;
}

a {
  background-color: greenyellow;
}

b {
  background-color: mediumpurple;
}

.block1 {
  background-color: red;
}

.block2 {
  background-color: yellow;
}

.block3 {
  background-color: blue;
}

上記コードでは、以下のような表示になります。

inline element

このようにブロック要素とは異なり、インライン要素は横に並んでいます。
また、ブロック要素は横幅いっぱいまで広がっていましたが、インライン要素の横幅は中身の文字列(表示する内容)によって決まっています。

幅、高さが指定できない

インライン要素は、幅、高さの指定ができません。
百聞は一見にしかずということで、実際に width、height を指定してみます。

span {
  background-color: red;
  width: 200px;
  height: 200px;
}

span タグに対して、幅(width)、高さ(height)を指定していますが、図のように全くかわりません。
このように、インライン要素には幅と高さが指定できません。

inline element

margin を使用した上下の余白指定ができない

インライン要素では、margin での上下余白指定ができません。
span タグに margin を入れています。

span {
  background-color: orange;
  margin: 100px;
}

inline element

span タグに margin: 100px を指定しているので、上下左右に 100px 余白ができそうですが、実際は左右だけ余白ができて、上下の余白はできていません。
このように、インライン要素では、margin での上下余白指定はできないようになっています。

padding を使用した上下の余白指定ができるが、前後の要素と重なってしまう

今度は、span タグに padding を指定してみます。

span {
  background-color: orange;
  padding: 100px;
}

inline element

このように、padding を指定した場合は、上下余白はできるものの、他の要素と重なってしまいます。

ブロック要素とインライン要素の違い

最後に、ブロック要素とインライン要素の特徴をまとめておきます。
Web サイトを作成するときの基本的な知識になりますので、理解しておきましょう。

ブロック要素 インライン要素
並び方 縦並び 横並び
幅、高さ 指定できる 指定できない
margin 指定できる 左右は指定できる
上下は指定できない
padding 指定できる 指定できる
上下指定は他の要素と重なってしまう

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